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カフェインは睡眠を妨げる?

就寝の数時間前に摂取したカフェインでも、睡眠の長さと質を損なうことが複数の研究で一貫して示されています。

KEY TAKEAWAY · 結論
  1. 01
    カフェインの摂取は睡眠を妨げうるという一貫したエビデンスがあります。
  2. 02
    就寝の6時間前に摂取した場合でも、睡眠の長さと質が測定可能な範囲で低下することが報告されています。
  3. 03
    カフェインへの感受性には個人差があり、代謝速度や普段の摂取量によって影響の出方が変わります。

結論

カフェインの摂取は睡眠を妨げうるという一貫したエビデンスがあります。就寝直前だけでなく、就寝の3〜6時間前の摂取でも、睡眠の長さや質が測定可能な範囲で低下することが複数の研究で報告されています。

これは効果の良し悪しを判定する話ではなく、覚醒作用を持つ物質として当然想定される反応です。

どれくらい効くのか

ランダム化比較試験では、就寝の0時間・3時間・6時間前にカフェインを摂取した群のいずれでも、プラセボ群と比較して総睡眠時間の減少が確認されています。減少幅は摂取のタイミングが就寝に近いほど大きくなる傾向があります。

脳波を用いた研究では、深い睡眠段階の割合が減り、途中で目が覚める回数が増えることも報告されています。

研究の現状

参照しているのは、疫学研究とランダム化比較試験を統合したシステマティックレビュー、および就寝前後の摂取タイミングを操作した複数のランダム化比較試験です。対象は健常な成人が中心で、普段からカフェインを摂取する習慣のある人とない人の両方が含まれています。

カフェインの代謝速度には遺伝的な個人差があり、同じ摂取量でも影響の大きさが人によって異なることが指摘されています。

注意点

  • 個人のカフェイン感受性や代謝速度によって、影響の出方には差があります
  • 妊娠中の方は、摂取量について医師の助言に従うことが推奨されています
  • 不安症状や動悸がある方は、就寝前後に限らずカフェイン摂取量そのものの見直しが有用な場合があります
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本記事は医療助言ではありません。症状がある場合は医師に相談してください。
REFERENCES · 参照文献

この記事の根拠(3件)

  1. [01]
    Coffee, caffeine, and sleep: A systematic review of epidemiological studies and randomized controlled trials
    Clark I, Landolt HP·Sleep Medicine Reviews 2017
  2. [02]
    Caffeine intake (200 mg) in the morning affects human sleep and EEG power spectra at night
    Landolt HP, Werth E, Borbély AA, Dijk DJ·Brain Research 1995
  3. [03]
    Caffeine effects on sleep taken 0, 3, or 6 hours before going to bed
    Drake C, et al·Journal of Clinical Sleep Medicine 2013
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