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緑茶は代謝を上げる?

複数のメタ分析はエネルギー消費のわずかな増加を示していますが、体重や体脂肪への影響は小さく、結果も一貫していません。

KEY TAKEAWAY · 結論
  1. 01
    緑茶のカテキンとカフェインの組み合わせは、エネルギー消費をわずかに高める可能性があると報告されています。
  2. 02
    体重や体脂肪への影響はメタ分析で確認されていますが、効果量は小さく、有意差が出ない研究も多く含まれます。
  3. 03
    減量の主な手段というより、他の生活習慣の見直しと併用する補助的な位置づけが妥当です。

結論

緑茶に含まれるカテキンとカフェインの組み合わせは、エネルギー消費をわずかに高める可能性があるとメタ分析で報告されています。ただし体重や体脂肪への影響は小さく、研究間のばらつきも大きいというのが現状です。緑茶を飲むだけで大きな減量効果を期待するのは適切ではありません。

どれくらい効くのか

メタ分析では、緑茶カテキンの摂取により体重がわずかに減少したという報告がありますが、その差は数百グラムから1〜2kg程度にとどまります。エネルギー消費の増加も1日あたり数十kcal程度と小さく、日常の活動量の変動に埋もれる大きさです。効果が確認された研究の多くは、カフェインを含む高用量のカテキン摂取を条件としています。

研究の現状

参照しているのは、複数のランダム化比較試験を統合したメタ分析とコクランレビューです。対象者の体格や摂取量、試験期間はまちまちで、これが効果量のばらつきにつながっています。1年以上にわたる体重維持効果を検証した質の高い研究は限られています。

注意点

  • カフェインに敏感な人は、動悸や不眠などの症状が出ることがあります
  • 妊娠中や授乳中は、摂取量に注意してください
  • 緑茶を飲むことだけでなく、食事全体を見直さないと効果は出にくいと考えられます

簡単なたとえ

緑茶による代謝の変化は、坂道を歩く速度がほんの少し上がる程度のものです。目的地に着く時間は多少縮まりますが、劇的な近道にはなりません。

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本記事は医療助言ではありません。症状がある場合は医師に相談してください。
REFERENCES · 参照文献

この記事の根拠(3件)

  1. [01]
    The effects of green tea on weight loss and weight maintenance: a meta-analysis
    Hursel R, et al·International Journal of Obesity 2009
  2. [02]
    Green tea for weight loss and weight maintenance in overweight or obese adults
    Jurgens TM, et al·Cochrane Database of Systematic Reviews 2012
  3. [03]
    Effect of green tea catechins with or without caffeine on anthropometric measures: a systematic review and meta-analysis
    Phung OJ, et al·American Journal of Clinical Nutrition 2010
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